会社名:株式会社トライト
事業内容: 人材紹介・派遣サービス等の事業を行うグループ会社の競争力強化に向けた各種環境の整備と支援、経営計画・管理ならびにそれに付帯する業務売
本社所在地: 大阪市北区曽根崎2-12-7 清和梅田ビル13階
代表者: 笹井 英孝
設立: 2016年(グループ設立:2004年)
従業員数: 2,934名(臨時雇用者除く) ※2020年12月時点
URL: https://tryt-group.co.jp/
■お話をお伺いした方
人事本部 人材開発部 竹内様
── はじめに、eラーニングシステムの導入に至った経緯をお聞かせいただけますか?
eラーニングシステムを導入したのは、新型コロナウイルスの影響が大きいです。元々は200人ほどの新卒社員に対して対面の研修を予定していたのですが、感染拡大で実施が難しくなったため、研修の補助教材として活用するために導入を検討することになりました。当初はほかの企業が提供するeラーニングを使っていたのですが、1年間利用する中で課題点や求める機能がはっきりと見えてきたため、その課題を解決できるplayse.に移行する流れになりました。
── はじめは他社様のeラーニングシステムを使われていたのですね。システムを変更する背景となった課題についてお聞きしてもよろしいでしょうか。
これまで利用していたeラーニングシステムには、受講面と管理面の両方に課題がありました。受講面の課題は、「動画コンテンツが単調で見せ場がないため、受講者の興味を惹きにくい」ということです。加えて、あまり操作性が良くないために受講間違いが続いてしまい、無駄な時間も発生してしまっていました。
── 管理面の課題としてはどのようなものがありましたか?
まず、受講状況を確認するためにいくつものCSVデータをダウンロードしなければならず、未受講者へのリマインド機能もなかったため、進捗管理がスムーズにできないという課題がありました。また、教材のアップロード機能もなかったため、自社教材を共有する際には別のシステムを利用していました。教育システムを一つに統合し、管理を簡単にするためにも、より機能が多く使い勝手の良いシステムを導入することにしました。
── 他社様のeラーニングシステムも検討したそうですが、どのような理由でplayse.を選んでいただいたのでしょうか?
資料請求をした会社は10社で、そのうち商談を行なった会社は4社ほどです。その中で、リマインド機能や教材のアップロード機能など求める機能を搭載しており、かつ操作性が高かったシステムがplayse.でした。また、コンテンツ数の豊富さに加えて、コストを抑えられる点も決め手になりました。playse.は、機能面とコスト面のバランスが良いと思います。
── これまでとは別のeラーニングシステムを導入するにあたって、社内の反応はいかがでしたか?
システムの導入については一任されていたので、意思決定自体はスムーズに進みました。受講面や管理面の課題が解決できる機能をはじめ、当社が求めている機能が網羅されていたため特に問題はありませんでした。playse.を導入しコストを削減することもできたので、上長からも喜ばれています。
── では懸念点なども特になかったのでしょうか?
はい、特にありませんでした。担当の方はレスポンスも早く、できないことは「できない」とはっきり伝えてくださるなど、非常に真摯に対応してくださったので安心して導入することができました。
── それでは、現在playse.をどのように活用されているのか教えてください。
── 新入社員向けの研修にplayse.を活用されているのですね。ほかの社員への研修に利用されることもあるのでしょうか?
はい。現在、当社は株式上場を目指しているので、従業員が上場に関する必要最低限の知識を身に付けられるよう、IPO関連のeラーニングコンテンツを活用しています。
── ありがとうございます。IPOの研修コンテンツは今年から追加されたものなので、ご活用いただけてうれしいです。
── playse.を運用する中で感じた、受講者に対する効果もしくは管理面の効果はありますか?
管理面では、アカウントの登録やコンテンツアップロード機能に使いやすさを感じています。マニュアルを見なくても使えるシンプルな操作性なので時間をかけずに運用できています。まだ導入して間もないため、受講者に対する効果はこれから検証していく予定です。
── オフラインの集合研修との違いやメリットについてはいかがでしょうか?
時間や場所を選ばずに研修を実施できるという点が、eラーニングの一番のメリットだと思います。研修会場の確保や講師の手配など、準備にかかる時間的コストを削減できるだけでなく、金銭的コストを抑えられるのも大きなメリットです。
ただ、オンラインでは受講者の理解度が把握しづらいと感じます。特に自宅で受講する場合は、環境がそれぞれ異なるため、気が散りやすく集中しづらい人も多いため、研修中の受講者の温度感や習熟度の把握は課題です。
── そういった課題への対策や、受講促進のために何か工夫されていることはありますか?
講師が話し受講者が聞くという一方的な研修では、「ただ聞いているだけ」という状態になってしまいます。そのため、講義で得た情報をより実践的な知識に変えられるよう、受講者同士でコミュニケーションを取りながら進めるグループワークなど、アウトプットできる機会を多くつくるようにしています。
── playse.のサービスに期待することがあればお聞かせいただけますか?
社員のスキルや経験値を管理する「タレントマネジメント機能」が追加されると嬉しいです。eラーニングの受講履歴や今後のキャリアの意向、eNPS(従業員による職場の推奨度)など、全社員のデータを登録し、人事管理や人事評価に活用できると、人事の業務効率化のほか、効果的な人員配置も可能になると思います。現在は別のシステムでタレントマネジメントを行っていますが、人事業務を高次化するためには、今後システム統合や連携が必要になると思うため、こういったことの実現を期待したいです。
── 最後に、御社の社員教育やeラーニング活用について今後の展望を教えていただけますか?
現在は全社員にアカウントを付与していて、自己研鑽という位置づけでplayse.を利用してもらっています。これは、最初にeラーニングを導入した時から変わらないスタンスです。今後は、より社員が自ら視聴したくなるような働きかけや仕組みづくりをして、学習することが当たり前な文化をつくっていきたいです。
── 本日は色々とお聞かせいただきありがとうございました!
多様なバックグラウンド・スキルを持つ社員へ 多面的な学習を提供するプラットフォームとして活用
eラーニングの導入で効率的な社員教育と自主学習の文化づくりを推進
企業理念を浸透させるためplayse.を活用|事前のレポート提出を取り入れブレンディッドラーニングを体現
集合研修をeラーニングに切り替えて教育コストの削減に成功
コロナ禍でeラーニングを導入し新しい教育にチャレンジ
playse.独自のトレーニングマップ機能を活用して研修案内と受講を簡易化
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