導入事例

グループ従業員2万人の研修をオンライン化

テスト機能を活用した検定試験で人事制度の改善にも成功

株式会社ツクイホールディングス様

取材日:2021年2月3日

企業情報

会社名: 株式会社ツクイホールディングス
事業内容: 介護・人材事業、グループ会社の経営等
本社所在地: 神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6番1号
代表者: 取締役社長 CEO  津久井 宏
設立: 1969年(昭和44年)6月
従業員数: 21,600名(グループ全体)
URL: https://tsukui-hd.co.jp/

■お話をお伺いした方
人財育成担当 蒲谷様、坂本様、清野様

導入の背景

── 2016年から約4年間ご利用いただいておりますが、当初のeラーニングのご導入背景についてお聞かせいただけますか?

はい。導入のきっかけは、人事制度が変わる時期で、「ツクイ検定」という昇進要件の一つとなる検定試験を取り入れる計画を進めていました。その検定を運用するために、受験の合否や受験履歴などの管理ができるシステムを探していたんです。

当時、既に従業員が2万人ほど在籍していましたので、柔軟な研修ができるようにと集合研修とeラーニングを組み合わせて人財育成をしていこうと考えていました。2万人の従業員が全国に散らばっていたため、教育が追いつかないという問題もありましたので、eラーニングの利便性が当社のニーズにはとてもマッチしていました。

あとは、会社からの研修を受けるだけでなく、自分から主体的に学んでいくという能動的な学習を促進させたいという意図もありました。弊社の主力事業は介護なので、今までの社内研修は介護に特化したものが中心となっていましたが、今後は介護以外の一般的な知識や幅広い知識の習得も必要だと考えていました。

導入の決め手

── 制度改革を進める中で当社を選んでいただき本当にありがとうございます。数あるeラーニングの中から当社をお選びいただいたのはどのような理由だったのでしょうか?

弊社がやりたいと考えていたことが御社のシステムでできるということ、それから、弊社の要望に対して御社が寄り添ってくださり、献身的にご対応いただいたことも導入理由の一つでした。いつも真摯に柔軟に対応していただけるので非常に助かっています。また、弊社が想定していた費用に合ったご提案だったというのもありました。

── ありがとうございます。最適な教育をするためにはコストをかけなければいけないとは思いますが、実際どれくらいかけたら良いのかというのは非常に悩ましい問題ですよね。低価格で様々な機能が使えるのはplayse. eラーニングの特長の一つなので、そこを評価いただいたのはとても嬉しいです。

eラーニングの活用方法

── 社内検定試験でご利用いただいているとのことですが、階層別に実施していらっしゃいますか?それとも特定の社員に対して実施されているのでしょうか?どのように運用しているのか教えていただきたいです。

対象は全従業員です。全役職に対して「ツクイ検定」の合格を昇進要件に入れています。検定試験は毎月実施しており、受けられる回数は月1回、不合格であればまた翌月に再受験が可能です。昇進できるタイミングは1年に2回ありますが、昇進の段階で試験に合格していることが条件の一つになります。試験はいつ受けても問題ありませんが、昇進月までには必ず合格している必要があります。

── 「ツクイ検定」はどれくらいの階層設計になっているんですか?

全部で15の階層があります。基礎的な部分の2階層までは、非常勤でもキャリアパスとして受けられるようになっていて、それより上の階層は社員のみが受けられるようになっています。

── 検定試験を実施することで、昇進意欲が増した、もしくは昇進を目指す社員が増えたなどの変化はありましたか?

検定試験をeラーニングで実施したことで意欲・モチベーションが上がったかは測れないのでわかりませんが、昇進要件を標準化してわかりやすくなったので、よしやってみよう!という動機づけの一つにはなっているかもしれません。人事制度に関して言えば、誰がいつ受験して、どのような結果だったかを管理できるようになったので、その点の目的は果たせていると思います。

── 検定試験以外ではどのように使っていらっしゃいますか?

入社時の初期研修にもeラーニングを活用しています。「ツクスキ」という研修のカリキュラムや資料などをまとめたパッケージを新入職員に配布して、従業員教育の一律化を図っています。eラーニングコンテンツを使って基礎研修を実施することで、自発的にeラーニングを使ってもらえるように促しているところです。

── 昨年からコロナ禍の影響でeラーニングを導入する企業様が増えてきていますが、御社でも何か変わったことはありますか?

毎年集合研修で実施していた新入社員研修を、昨年はeラーニングで行いましたし、今まで集合研修で実施していたものも、すべてeラーニングに切り替えました。まだインフラ面でオンライン研修の環境が整っていなかったので、eラーニングを活用する場面が多かったですし、今後もそのような場面が増えていくと思っています。

── 自社のオリジナルコンテンツも制作されているんですか?

はい、制作しています。介護の現場が中心なので、最近では新型コロナウイルス感染症予防のための対応方法を実演したコンテンツも作りましたし、PowerPointの資料に自動音声を乗せて作ったものもあります。社内で制作するものは後者のものがほとんどですね。また、昨年の秋以降に数回実施したオンライン研修を録画して、動画コンテンツにしたものもあります。

特にこのコロナ禍で円滑なコミュニケーションが取りにくい中、物事を伝えるのに有効な手段として動画が挙がることが多くなってきているので、撮影・編集して周知するというのは現場だとより重要かもしれません。マニュアルなども、文章を読むより耳で聞いたほうが理解度は高いと思います。

今後の展望

── 今の活用方法に加えて、今後していきたいことはありますか?

eラーニングの研修は増えていくので、eラーニングとオンライン研修、集合研修からeラーニングへなど、活用の促進はしていきたいと思っています。アイディアベースだと、eラーニングを通じて従業員同士がコミュニケーションを取れるSNSのような機能が加わるといいなと思っています。

あとは、オリジナルの社内コンテンツの閲覧が多いので、コンテンツ制作がもっと楽になるといいなと思います。AIのナレーションシステムを使うこともありますが、playse.でもシステム内でそのような機能ができたらいいなと思います。

─ 今年の9月にeラーニングのリニューアルを予定しておりまして、その後も随時機能の追加などの改善を行っていく予定です。今後も引き続きご活用いただけるように取り組んでまいりますので、宜しくお願いいたします。色々とお聞かせいただきありがとうございました!