新入社員の定着には企業理解が重要

新入社員の定着には企業理解が重要

新入社員が使えない?

昨今、新人育成のための新人研修の問題点が浮上しています。
ジェネレーションギャップや時代の移り変わりによって若者の持つ価値観なども変化してきており、これと今の企業の体質が合わなくなってきているようです。
それによって例えば、ゆとり世代が役に立たない、仕事が全くできないといったことも言われたりしています。
何かにつけて〇〇世代…という世代間のせいにする傾向がありますが、実は原因はそこではないのではないか、それだけでは解決できないのではないかという懸念があります。
本当に世代が違うと役に立たないのでしょうか。
今回はそんな世代間のギャップなどからくる価値観の違いを新人教育に生かしていくための方法をご紹介していきます。

価値観が違うから悪い…のはウソ

結論から言うと、原因は価値観の違いでも世代間ギャップでもありません。
多くの企業がそう思う原因としては、傾向や価値観を理解していないことが挙げられます。
例えばですが、バブル世代であればその時代の問題点がありました。
氷河期世代でもベビーブーム世代でもそうです。もちろん団塊世代でもそうでした。
それぞれ生まれた時代によって、触れてきたモノや環境は全く変わります。これが価値観を形成します。

バブル世代ではお金に恵まれていたかもしれませんが、不景気に生まれた世代はお金がないのでシビアになります。この両者がお互いの環境だけで意見を言うと、当然衝突するのはわかりますよね。
では、今の現状はどうでしょう。
同じことが言えるのではないでしょうか。

例えばもしバブル世代が、積極的で豪快で生き生きとした社員を求めているとします。
しかし、若者であるゆとり世代やさとり世代では、積極性よりも協調性を重視し、小さな付き合いを目指しています。生活も質素であり、競争を避けてひっそりと生きるのが価値観です。
もしそういった傾向を無視して強要すれば、当然反発は起きますし、反発して従わないので役に立たない社員という事になってしまいます。

若手社員を生かすには、企業による理解が非常に重要であり、その理解からくる教育が何より大切なのです。

研修で行かせるポイントとは

では、次にこの理解を教育にいかしてみましょう。
例えば、コミュニケーション力に関してはスマホやネットの普及で全体的に不足しています。
よってグループワークによって会社全体で育てていく必要があるでしょう。
また、経験不足の面はOJTで伸ばしていくことが大切。

そして、昨今最も重要なのがOFF-JT。
これは近年の世代が知識での理解を踏まえたうえで理論から行動する傾向にあることから、その重要性が再認識されています。
1つの業務をしっかりと理解した状態で行えば、悪い点が出た際にも修正しやすいものです。
また、理論を知っていれば無駄がなく合理的な仕事ができるので、時間短縮にもつながります。
これは生かした方が企業にとって大幅なメリットとなります。

よって、苦手な部分は重点的に得意な世代が教え、逆に得意とする部分は企業にとってメリットしかないのですから生かし切っていくのが大切です。

新入社員の定着のために

  • ジェネレーションギャップは原因ではない
  • 企業理解度が成長の有無を決める
  • OJTとOFF-JTの両立が重要
  • 得意部分を生かして業績アップ

以上が今回のまとめになります。
もし新入社員が使えないと思う事があれば、それはやり方が悪い、もしくはやり方が合わなくなってきているのかもしれません。
柔軟にやり方に対応することで企業の業績アップにつなげていきましょう。

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