内定者研修でスキル向上はすべきでない?

内定者研修でスキル向上はすべきでない?

内定者研修は即戦力を求めてはいけない

内定者研修が広く使われるようになった昨今ですが、その目的を吐き違ているようなケースが多く見受けられます。
今回は内定者研修で大切なポイントをお伝えしながら、タイトルにあるようにスキル向上を目指すべきでない理由について解説していきます。

何故行うのか

そもそも内定者研修が行われる理由とはなんでしょうか。
内定者研修は、新入社員が入社後に会社に馴染みやすくする為、そして新人研修に向けての準備段階が大きな目的です。
昨今では個人主義化によって中々他人に馴染めないという若手の傾向が強いことから、事前に簡単な研修を行う事で今後の業務や研修を円滑に進めるために、内定者研修を行うようになりました。
また細かい点でいえば、新卒者の場合は学生卒業まで暇な時間が発生してしまう生徒さんもいらっしゃいますから、そういった面を今後の社会での活躍に生かしてもらえればという機会を設けているだけです。

よって、これらの慣らしである場において、即戦力やスキル向上を目的とするのは違うのではないでしょうか。そもそも入社したての社員に即戦力を求めても相当に難しいのはお分かりだと思いますが、内定者の段階でそれを強いるのは更に厳しいことです。
それを行ってしまえば逆に獲得した人材を失いかねない行為であることは明白です。

更に、企業の利益とするならば当然研修と言えど給料が発生しますし、内定者研修でも同じことです。
よってスキル向上を目指すのは間違いと言えるのです。

内定者研修でおこなうとよいもの

では内定者研修では何をおこなえばよいのでしょうか。
行うと良い点をあげれば、

  • 会社がどのような目的で動いているのか
  • 今後教えていく事の内容を明かす
  • 社会人の心得

などが良いと思います。

特に今後どんなことを教えていくのか…という部分を先に明かしておくことで、少しでも準備ができるようにしておくのが内定者研修のポイント。
また、入社前の内定者が、何が知りたいのかという部分をくみ取って説明するのも非常に大切です。
例えば、どんな風に仕事をしているのか、仕事で楽しいと思える部分は何なのか…といった点を聞かれた際に答えを返せるようにするのが良いでしょう。

内定者研修では新人研修への事前準備であり、早く会社に慣れていってもらうための研修であるべきです。
そして、会社が求めるものというよりも、内定者が望んでいる事、疑問や不安に感じている事を解決する場にして、今後入社した際に円滑に事が進むようにしておくのがベストです。
くれぐれも多くを求めすぎず、即戦力やスキルアップの為など、段階を飛ばして行う事のないように気を付けて研修をしていきましょう。

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