計画には目的が必要
良い人材を求めるならば、良い教育が重要です。
近年では新人社員の積極性が低いことから、以前よりも積極的に学びに来る姿勢が少なくなったようで、これによって指導によって導かねばなりません。
さて、その計画を立てるうえで重要な事とは何でしょうか。
ズバリ、目標と現状把握です。
まず目標が明確に定まっていなければ、方針も定まりません。
それに当てずっぽうで育成したところで、戦力にはならず、かえって逆効果となります。
また、現状がわからなければ、どういう対策が必要なのかもわからないでしょう。
目的は段階ごとに
目的も最終目的と、短期目的にわけていくと非常にやりやすいでしょう。
例えば、入社時~3か月までの目的、半年間の目的、1年以内の目的など段階を踏んで、どこまで進めるかを決めていくとスムーズに進みます。
それに応じて、知識面での学習が必要なのか、他には実地研修が必要なのかが決まってきます。
近年ではOJT以外でもOFF-JTを併用する混合型学習がメインとなりつつありますので、実地と講習を合わせて行うのがベストと言えます。
例として育成計画の一例をご紹介しましょう。
上記のようなスケジュールを取った場合、入社から暫くは
- 会社理念
- 不安解消
- 会社への慣らし
- ディスカッション
- 知識学習
そして半年間の目標として、
- 現場での実体験
- 数字ベースで行動計画が作れる
- ここまででまだ不安に思っている事の解消
- eラーニングでの反復学習
- コミュニケーション学習
1年以内の目的として、
- 配属先での立ち回りを理解
- 自身が何をしたらいいのかの確認
- 基礎学習を元にした応用
などといった事を段階を踏んで学習していきましょう。
これらの教育手段をしては、実地研修、eラーニング、講習会などがあります。
知識学習や社内検定に関してはeラーニングで行うとスムーズにいくでしょう。
これらの方法を用いて、新人育成に努めてみてください。