導入事例

分散した事業施設にシフト制という環境で、研修の効率化を達成した方法

●会社名  :穴吹エンタープライズ株式会社

●事業内容 :

・ホテル・旅館事業

・スポーツ健康増進事業

・サービスエリア事業

・指定管理者事業

・関連事業

●本社所在地:香川県高松市古新町9番地1

●代表者  :代表取締役社長 三村 和馬

●創 業  : 1987年7月22日

●URL   :https://www.anabuki-enter.jp/

●お話をお伺いした方

公民連携事業部 辻様

困難な集合研修、分散している事業施設とシフト制が障壁に

── 今回 playse.ラーニングをご導入された背景をお伺いできますか?

導入を検討した背景としては、集合研修が難しいという状況がありました。

まず、穴吹エンタープライズは、施設運営のほかに、ホテルや施設でのサービス業などを展開しており、

多くの社員はシフト制で働いています。

 

加えて、物理的に施設同士の距離が大きく離れているということや、運動管理施設やコンベンション施設など、

それぞれの設置目的も様々な上に、小規模事業部施設も多数あります。

以上の2つの理由から、決まった時間に、一つの場所に集めて研修を行う、ということはなかなか難しいという現実がありました。

 

── 施設のジャンルが様々ということですが、どのような研修をされていましたか?

毎年、報連相や電話応対、サービスサイエンスといった、コンセプチュアルスキルとなるものの研修を行っていました。

一方で、施設によって求められるスキルや業務といった、テクニカルスキルの部分は変わってきます。

そこで、施設に合った学びを、それぞれ自ら学びたい時に学べるようにするために導入したという背景もありますね。

 

研修の効率化に成功、施設に合わせた教育も

── playse.ラーニングを導入後はどのように活用されていますか?

社員の等級ごとに研修を実施しています。

穴吹エンタープライズでは、一般社員に1~4の等級と、管理職にはM1,M2という合計6つの等級を定めています。

 

それとともに、各等級に対してのキャリアパスを設定しています。

それらに従って、各等級に必要なスキルや知識の教材を選定し、コースマップを作成して、各等級ごとに受講してもらっています。

 

 

── playse.ラーニングを実際に使ってみていかがでしたか。

コースマップやタグなどの機能を用いて、等級別に教材を出し分けることができ、とても分かりやすいです。

展開している施設には、それぞれの施設運営を統括している施設長がいるのですが、

そうした施設長からも良い評判をもらってますね。

 

あとは、コースにテストがついているものがあるのですが、それも良いと思いました。

テストがあることで受けっぱなしにならず、テストを受けることで、受講者本人にとっても、研修受講の締めのような感覚で達成感があると思います。

また、上長にとっても受講者を評価する際の判断基準にもできるので便利です。

 

── 研修の際に工夫されていることはありますか?

受講者には研修後に、研修の報告書を提出してもらい、それに対するフィードバックを行っています。

具体的には、報告書を社内で利用している人事システム上に提出させていて、システム上に上がったそれぞれの報告に対して、

上長にコメントしてもらい、最終的にそれらのフィードバックがplayse.ラーニング上に集約されるようにしていますね。

 

── 導入後はどのような変化や効果がありましたか?

研修の実施が楽になりましたね。

導入以前は研修のほとんどをオフラインで実施していましたが、オンラインでの研修を構築できたことで、移動の時間や会場をセッティングする手間などもなくなるので、研修の効率化ができたと思います。

 

あとは、施設に応じて、それぞれが必要な学びを受けさせることができるようになったと思います。

実際に見られている教材を確認してみると、それぞれの施設で異なるジャンルの教材が活用されていたり、

傾向が異なったりしていて、それぞれの特徴がみられました。

 

能力アップと組織規模の拡大の2軸でさらなる強化

── 今後は、どのようなことに取り組んでいきたいですか?

社員には自発的に学ぶようになってほしいです。

現状は、必修のコースマップだけを受講させていますが、研修を受けたらそれで終わりという状態になっており、受講後に、受講者自らが更に学びを進めていけるようになっていません。

一度研修を受けた後に、受講者が自発的な学びをしていけるように、コースマップでの研修を一巡した後の取り組みを考えていきたいです。

 

また、施設が3つ増えました。

これからさらに音楽ホールが増えたりと、早急に各施設に人員を広げていかなければならない状況にあります。

 

しかし、なかなか配置や教育が追いついていない状態です。

それらを打破するためにも、人をさらに増やしていく、そして今いる人たちの能力をアップさせていきたいと考えています。

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