導入事例

全従業員が「自ら学び直す環境」を構築。自社の内製コンテンツも活用

事業内容:電気・空衛設備資材の製品開発・製造・販売(卸)
本社所在地:東京都江東区亀戸2-40-1
設立:1953年10月1日
従業員数:1,472名(2023年12月時点)
URL:https://www.negurosu.co.jp/

■お話をお伺いした方
人事部人事課 佐々木様
人事部人事課 横道様

ネグロス電工株式会社は、暮らしに欠かせない「電気・空調衛生・通信」など電気を安全に供給するために必要な”電気設備資材”を作るメーカーで、駅やビル、学校や病院など様々な建築物の天井裏や壁の中など見えないところで社会インフラを支える会社です。

 

従業員数は1,472名(2023年12月時点)におよび、正社員、嘱託社員、契約社員など多様な形態の社員が、本社や全国各地の営業所、工場などで勤務されています。その全従業員の能力開発やスキルアップを目的にplayse.ラーニングを導入されたのが、2022年2月のこと。導入の決め手や実際の使用感について、人事部人事課の佐々木様と横道様にお話をお伺いしました。

導入の背景と、選んだ理由

―まずはeラーニングを導入するに至った背景を教えてください。

佐々木 playse.ラーニングを導入したのは、「自己啓発の推進」のためです。

 

変化が激しい昨今では、環境の変化やマーケット動向に合わせて、その都度学び直しが必要になります。だから会社としても「自己啓発の風土」を醸成することが大切ですし、能力開発やスキルアップに対して積極的な支援を行うべきだと思いました。そうした目的意識を抱く中で、全従業員が自ら学び直す環境を構築するには、eラーニングが最適な手段だと考えました。

―playse.ラーニングを選んだ理由も教えてください。

佐々木 playse.ラーニングを導入する前から別の会社のLMSを使用していましたが、そのLMSは単純に「社内教育ツール」として使用しており、自ら学ぶ「自己啓発ツール」としてはコンテンツ数に不足がありました。そこで改めて正社員や嘱託社員、契約社員などを含めた全従業員が自主的に学べるeラーニングシステムを探すと、3社に絞ることができました。

 

各社から概要説明を受けてトライアルを実施した結果、コンテンツ数やコンテンツの追加更新頻度、ランニングコストやLMSの機能面などを総合的に比較して、playse.ラーニングが当社の求める要素に最も適合する製品であると判断いたしました。

―比較の際に、特に重要視した点はありますか?

佐々木 「自己啓発の推進」のために最も重要な要件は、コンテンツ数とカテゴリーの豊富さだと考えていました。なぜなら従業員が魅力に感じ、興味の沸くコンテンツがないと、自ら学んではくれないからです。

 

その点、playse.ラーニングは2022年当時から3,000ほどのコンテンツがあり、すぐに4,200ほどに増設する話も聞いていましたので、従業員が興味関心を持つコンテンツを見つけやすいと思いました。(2024年1月現在のコンテンツ数は5,000)

利用してみて良かったこと

―playse.ラーニングを導入後は、どのような使い方をされていますか?

佐々木 「必須受講」と「自由受講」の2パターンで分けて使用しています。「必須受講」では各部門に管理者を置き、それぞれの部門でコンテンツを作成して配信しています。ここで配信するコンテンツの中身は、playse.ラーニングの既存コンテンツを使用しつつも、各部門で内製したものを配信することも多くなっています。

 

また、「自由受講」のコースは人事部から提供しています。こちらは、すべての社員に向けて汎用性が高いコンテンツで特集を組み、コースマップをつくって案内しています。

―導入して2年ほどになりますが、良かった点があれば教えてください。

佐々木 まずは、使いやすい点が挙げられます。以前使用していたLMSは、画面の遷移が遅いことなどに不便さを感じていましたが、playse.ラーニングに切り替えてからはそういったことがなくなりました。アップデートも何度もされていて、その度にUIも管理画面も使いやすくなっている印象があります。

 

横道 従業員から寄せられた良かった声としては、やはりコンテンツの多さが挙げられます。カリキュラムの種類も多いので、「探せば目的に合ったものが出てくる」という声はいただきました。また、動画だけでなくスライド形式のコンテンツもあり、こちらは「音が出せない環境下でも学べるので非常にありがたい」という声もありました。

これからの利用方法と目指すこと

―今後の利用方法として、考えていることはありますか?

佐々木 今は「自己啓発の推進」を目的に使用しており、「階層別研修」ではオンライン研修か対面研修を行っています。今後はこの「階層別研修」でもplayse.ラーニングを取り入れていきたいです。例えば新入社員向けのビジネスマナー講座などは、eラーニングである程度のことを教え、さらに重要なマインドの部分を対面で教える、といった使い分けを考えています。

 

また今後は、自社で内製するコンテンツをさらに増やし、playse.ラーニング内にある既存コンテンツとあわせて、より充実したパッケージを配信していきたいと思っています。

―ありがとうございます。最後に「自己啓発の推進」においても、今後の展望があれば教えてください。

佐々木 引き続き、社員が学びたいスキルや知識を「学びたい時に学べる環境」を構築したいと思っています。それによって、最終的にはウェルビーイングの推進にも貢献できればと思っています。

 

横道 今はまだ、理想とする「自ら学ぶ風土の醸成」には道半ばだと思っています。アンケートを取ったところ、「eラーニングを用いて自己啓発をしている」社員は16%ほどでした。今後はこの数値をさらに高めるため、社内ポータルやデジタルサイネージなどを利用してplayse.ラーニングの活用を促すことも、継続的に実施していきたいと思っています。

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