導入事例

効率的な社員教育の環境構築、採用面でポジティブな効果も

事業内容 :モバイルエンジニアリング事業・ICT事業・スクール事業・労働者派遣事業

本社所在地:大阪市西区北堀江1-1-23 養田ビル四ツ橋館6階

代表者  :岡本憲知

設立   :2004年3月18日

資本金  :1,000万円

URL   :https://p-ad.co.jp/

■お話をお伺いした方

大阪本社 顧問 川上様

派遣スタッフへの教育実施に課題

──playse.ラーニングを導入された背景を教えてください。

ピークアドバンスでは、ソリューションのコンサルティング業務やサイボウズ社プロダクトの構築・保守サービスなど複数の事業を展開しています。そのひとつに労働者派遣事業があり、その派遣事業では入職時に必須教育があります。

 

しかし、必須教育を行う効率的な仕組みが整っていませんでした。そこで負担の少ない教育実施環境を構築しながら派遣事業報告書を提出する必要性があり、これらを解決するためのツールを検討し始めたのです。

──playse.ラーニングを導入いただいた決め手は何だったのでしょうか?

決め手は2つありました。1つはコストが低いこと、もう1つは、コンテンツの内容です。playse.ラーニングにあるコンテンツの内容は基礎的な教材がそろっているように感じたので導入を決めました。

効率的な社員教育の環境構築に活用

──playse.ラーニング導入後、どのように活用されていますか?

当初の予定では、派遣スタッフの方のみを想定していました。現在は、派遣スタッフの方だけでなく、正社員や契約社員含めたピークアドバンス社員に対しての研修や社員教育で活用しています。

 

まず派遣スタッフの方には、派遣事業で必須となる教育を実施しています。ピークアドバンス社員については、1年目の方向けに「中堅社員向けのコース」、管理職候補や管理職の方に「管理職養成コース」、そして新規入職者の方向けの「新規入職者コース」という3つのコースマップを用意し、レポートや課題機能を活用しながら受講対象者を前半と後半のグループにわけ、1年間かけて進めました。

 

またそれとは別にplayse.ラーニングには、Pythonやマイクロソフト、AWSといった非常に有益な教材もたくさんあるので「自由選択コース」というコースマップを作成し、自由に受講してもらえるよう進めています。

──困難だったことや工夫されたことはありますか

必須研修については問題なくできました。

 

ただもうひとつの試みの自由受講は必須ではないので、やるやらないのばらつきが当然ながら出てしまっています。そこで自由受講だとしても運営側でコースマップを作成し、「よければ受けてください」という形で、ある程度の道を作って受講者が受けやすい工夫をしています。

教育環境構築に成功だけでなく、採用面でもポジティブな効果を実感

──導入後、どのような変化がありましたか?

導入前に課題としていた、派遣事業の必須教育を行う環境を構築できました。

 

これまで派遣スタッフの方が入職された際、その都度、ピークアドバンスの社員が教育を行う必要があったのですが、現在は、playse.ラーニングを観ていただくだけでよくなっています。それにより、負担が軽くなりました。

 

また、playse.ラーニングを導入したことで、採用面でもポジティブな効果が出ていると感じています。新しく社員を採用する際の募集要項に、「playse.ラーニングを用いた教育を実施している」と記載したところ、なんと教育が充実している会社と認知してくださる求職者の方が導入以前よりも増えたのです。

 

実際、志望動機に「教育が充実している」と書いてくださる求職者の方もいらっしゃいました。

──受講者の方から反応はありましたか?

受講者からは、「非常にためになった」「また次回も、ぜひ受けたい」という声が圧倒的に多かったです。特にそのような声が多かったのは、社会人マナーやストレスマネジメント、Excelの教材ですね。

 

社会人マナーについては、「改めて振り返るきっかけができた」という声がありました。どんな業務でもひんぱんに使うことのあるExcel教材については、基礎の教材からVBAやマクロの教材までをコースマップに入れています。

 

ただExcelを熟知している人からは「この教材は要らないのではないか」という意見がある一方、ショートカットキーもあまり知らないExcelを覚えたての方からは「すごく効率化しています」という声が挙がっていました。そうした意見をもとにして、今後は内容を見直していきたいですね。

 

またピークアドバンスでは職場がバラバラでして。社員の方からすれば「ストレスをどう消化すればよいのか」悩む状況もあるのではないかと。ストレスマネジメントに関しては、そうした状況のなか、ヒントになるような講座だったと思っています。

過去の研修受講者の声を参考に、更に良いカリキュラムの構築を

──今後どのようなことに取り組んでいきたいですか?

そろそろ研修が2周目に入ります。以前行った研修ではExcelの教材を扱った際、「もっとマクロのことを勉強したいです」という声がたくさんありました。Excelはひとつの例ですが、そういった受講者の声をもとに、内容を深掘りしたカリキュラムに組み直していこうと考えています。

 

それによって、詳しい方は改めて知識を確認できますし、はじめて学ぶ人にとっては、2回目の受講でさらに深いところまで学べるのではないかと。そうして、より一層社員全体のスキルレベルが上がることを期待しています。

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