●会社名 :株式会社ワシダ
●事業内容 :
・各種石油製品、油脂類及び副製品の販売業務
・レンタカーの斡旋業務
・損害保険の代理業務 などその他多数
●本社所在地: 〒805-0008 福岡県北九州市八幡東区枝光本町3-1
●代表者 :代表取締役社長 岡橋 正之
●創 業 : 1905年1月
●URL :https://washida-jp.com/
■お話をお伺いした方
代表取締役社長 岡橋様、経営管理部 管理グループ 内丸様
── 今回 playse.ラーニングをご導入された背景をお伺いできますか?
これまで不定期で実施していた研修ですが、すべての社員に対して教育を行いたい半面、一部の限られた人だけにしか研修を行えていませんでした。
また、研修の内容にも課題がありました。
ワシダでは石油製品や保険、レンタカーや便利屋などの事業を行っています。
そこで必要となる専門的な知識は、フランチャイザーやメーカーが実施している研修やセミナーに参加して学ばせることができています。
一方で、ビジネススキルやビジネスマナーといった汎用で一般的な幅広い知識やスキルの教育ができていませんでした。
── 一般的な知識やスキルの教育はどのように行うイメージをされていたんですか?
社員に幅広い知識やスキルを身に着けてもらうために、投げやりに研修を受けさせたり、書籍やセミナーなどで自主的に学んでもらうということは難しいと考えていました。
なので、まずはそれらの入り口を学んでもらいたい、興味を持ってもらおう、というような考えを持っていました。
── playse.の導入のキメテは何だったのでしょうか。
教材の種類の豊富さですね。
幅広い内容の教育を行っていく必要があった中で、playse.は教材の種類も教材の数も多く、まさに求めていたものでした。
必ず実施しなければならないハラスメントや情報セキュリティの教材だけでなく、ビジネススキルやセルフマネジメント、プログラミングなどの教材もあり、多方面の教育を行うことができますね。
── 導入はスムーズに進みましたか?
動画マニュアルがあったので、それを見て設定を進めました。
設定を進めていると、どうしてもシステム内にある似た言葉の意味の違いがわからないことや、操作方法に迷うことがありました。
そんな時に、いただいた動画マニュアルやヘルプページをその都度確認しながら進めることで、問題なく設定を行うことができました。
また新型コロナウイルスの影響もあって、Zoomでのオンライン教育などが社会的に浸透してきていたので、そんな中でのeラーニングのハードルは高くなく、導入がしやすかったです。
── playse.を導入後はどのように活用されていますか?
まずは情報セキュリティ研修とハラスメント研修の実施で活用しています。
各研修で必要な教材を選定し、コースマップ機能でひとつにまとめて受講してもらいました。
ほかにも、社内で共有したい事項があった際に、自社教材アップ機能を使っています。
自社オリジナルの動画や資料を作成して公開することで、社員に動画でお知らせや内容の共有をしています。
── playse.を実際に使ってみていかがでしたか。
研修で用いていたコースマップ機能なのですが、コースマップは教材をまとめられるだけでなく、受けてもらいたい人達に対して必須で受講させられたり、再生速度の制限なども細かくカスタマイズできるので便利でした。
(画像)
あとは自社教材アップ機能に関してですが、動画をメールで送ろうと思うと容量の関係上難しいということがありましたが、この機能を使えば簡単に動画で伝えたいことを共有できる所が良かったです。
お知らせを見たか見ていないかも把握できるので、管理もしやすいです。
── 導入後はどのような変化がありましたか?
これまで管理者のみなど全社員の1/10程度の一部の社員にしか行えていなかった研修が、全社的にすべての社員に向けて行うことができています。
全社員に研修を受けさせようと思うと多くの時間がかかりますし、店舗ごとに分散しているという地理的問題もあります。
しかし、そういったハードルをなくして、研修を受講させることができることは大きいです。
ワシダではすべての社員がPCを持っているわけではないのですが、PCを持っている社員に関してはほぼ100%の受講率を達成しています。
── 一般的なビジネス知識・スキルの教育という観点から、受講者に自由に教材を受講させたりはされていましたか?
特にさせていませんでした。
ただ、eラーニングで研修を行うことで、誰が積極的に学んでいるのか学んでいないのかが見えてきました。
これが見えることで、学ぶ意欲がある社員に対してより研修を受けさせたり、学ばない社員に対してはどうすれば学んでもらえるかといった対策を講じていけますね。
── 今後は、どのようなことに取り組んでいきたいですか?
階層別の教育や役割ごとの教育を進めていきたいです。
特に管理者の育成と、面接官の育成にまずは力を入れていきたいと考えています。
新たに管理者になった社員に対しては、経営者側の視点や売上管理、部下の管理といったスキルを持ってもらうために、別途外部の研修を
行っています。
しかし、事業部が異なる管理者が同じ研修を受けていたり、研修だけでは得た知識を咀嚼しきれなかったり、自分の店舗に戻った際にうまく実装できないという問題があります。
そこを、うまくフォローし、それぞれの店舗やシチュエーションで学んだことを実践できるような教育をしていきたいと考えています。
あとは、これから採用をより強化していく予定です。
なので、ワシダの魅力や想いが伝えられることや、面接を受けていただく方の情報や人柄を引き出すようなヒアリングといった、面接のための基礎スキルをつける研修を行っていこうと思っています。
日程調整の手間やコロナ禍といった現状を打破して、 円滑に研修を進めるために
多様なバックグラウンド・スキルを持つ社員へ 多面的な学習を提供するプラットフォームとして活用
会社の理念によるメンタル教育を口火に、学びの意欲や習慣を醸成。共通の教材を学習することによる共通言語ができました。
分散した事業施設という状況で、全社的な研修の効率化に成功。施設ごとに合わせた教育も可能になりました。
研修の仕組み化による教育にかかる工数の大幅削減と教育状況の視覚化を実現
月ごとに担当者を決めて、おすすめの教材を発表してもらい、利用促進を。学ぶ時間や機会は倍近く増えたと思います。
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